競技やスポーツ走行に用いる時や、チューニングにより高出力化されたエンジンに装着されるスパークプラグには、着火性能はもちろん、高温強度や吸気排気バルブ着座振動への対応、さらには大容量
インジェクター使用時の低温始動性確保など、様々な機能と性能が要求されます。こうした仕様をクリアし、エンジンの信頼性とスポーツ走行に相応しいフィーリングを確保するため、従来のスパークプラグの各部を再検討すると共に、NGKレーシングのノウハウを導入して、スズキスポーツ専用品を開発しました。
2450℃の耐熱温度を誇る 0.6mm イリジウム電極を採用することで、高回転、高負荷を多用するスポーツエンジンの燃焼温度に対応。過酷な運転条件下でも安定した着火性を実現します。また、チューニングエンジンの低温始動性能を向上します。 |
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技術解説
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イリジウム電極を採用することで、高回転、高負荷時に発生する燃焼温度に負けない高温強度を確保しました。優れた着火性能によって、加速時のエンジンレスポンスが向上します。 |
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スポーツエンジンの高回転の振動に耐える電極剛性と高負荷時の着火性を確保するため、電極は 0.6mmを選択しました。 |
■絶縁体先端部にカーボンを焼き切るサーモエッジを設けました。高熱価プラグや、大容量
インジェクター使用時にありがちなくすぶり発生時でも、着火性能は悪化させません。 |
■コルゲーション(ひだ)を 5段とすることで絶縁距離を長くし、 絶縁性能を向上しました。雨天のレースやラリーなど、使用環境が悪化した際でも、フラッシュオーバー(リーク)を防ぎ、失火を発生しません。 |
■ GTIスパーク仕様
*1 熱価はプラグの放熱性を示し、この数字が大きいほど熱価が高く、冷えやすくなります。 冷えやすいとスポーツ走行などで温度が上がっても溶けづらくなりますが寒冷地ではエンジンの始動性が悪くなる事があります。 |
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