2004年 JAF 全日本ダートトライアル選手権 第7戦
ダートスプリント in 門前
スイフトスポーツ田崎選手が7連勝！シリーズ完全制覇に王手！

9月19日、2004年JAF全日本ダートトライアル選手権 第7戦が、石川県・門前町モータースポーツ公園を舞台に開催された。天候は、雨のち曇り。午前中は雨によってウエットだった路面コンディションだが、午後には晴れ間ものぞくようになり、セミウエットあるいは場所によってはドライに変化。結果として、2本目のトライ1本での真剣勝負となった。

ウエットの1本目で暫定トップに立ったのは、スイフトスポーツS1600を駆る田崎克典選手。1分41秒822を記録し、2位の福山選手（シビック）に約2秒の差をつけた

2本目は、路面状態が序々に好転する中でトライがスタート。場所によって路面状況が異なるため、S1クラス出走選手のタイヤ選択はドライ/ウエットが半々に分かれた。予想通りタイムは大幅に伸び、各選手とも4秒前後タイムアップ。遂には、田崎選手の1本目のタイムも逆転されてしまった。田崎選手はウエットタイヤを選択し、再逆転をかけスタート。スイフトスポーツS1600のポテンシャルを存分に引き出し、1分37秒496を叩き出した。そして、後続の2名のシード選手は、このタイムには届かず。田崎選手が圧倒的な強さで7連勝を決め、シリーズ完全制覇に王手を掛けた。