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シャーシはタイヤ、スプリング、ショックアブソーバー、サスペンションアームなどがバランスされて設計しています。サスペンションが最もストロークした時にタイヤとフェンダーにも、ショックアブソーバーのストロークにも余裕があり、ブレーキホースも伸びきらない状態になっています。この状態からスプリングだけを交換すると、ショックアブソーバーやブレーキホースが伸びきって異音が出たり、破損したりします。 |
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反面、アスファルトの高速走行は重心が高いことと柔らかめのサスペンションにより、ノーマルよりも巡航スピードを落とさなくてはなりません。その際、突き上げ感はありませんがフワフワした感じを受けます。 |
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尚、タイヤのサイズが同じでも、ブロック形状により外周が大きくなる場合があるので注意が必要です。特にMTタイヤはショルダーブロックが大きい商品が多いのでホイールオフセットによっては、ホイールスペーサーによる調整が必要です。 ※ 本文はジムニーJB23W 1〜3型の場合に該当します。 |
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尚、スプリングが長いこと、バネレートが低いこと、車体の重量が安定しないことにより、駐車状態では乗用車のようにミリ単位で高さが合うことはありません。 ●右後用:約315mm |
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■ABS装着車は、車輪に装着された車輪速度検出センサー用のワイヤーハーネスの対策が必要です。延長するか、ワイヤーハーネスの固定部を外して、コードが張らないようにしてください。 ■クロカンサスペンションを取り付けると極悪路の走破性が高まりますので、ある程度の水の中に入ることがありますが、デフやミッションのエアブリーダーホースを延長しないとホースが張ったり、ブリーダーから水が浸入します。 ■サスペンションストロークが大きくなり、サスペンションの支持部に負担がかかります。各ゴムマウントの変形や損傷の恐れがありますので、クロカン走行の後に点検を実施し、変形や損傷がある場合は交換してください。 ■トランスファーとデフの距離が伸びますので、プロペラシャフトの取り付け角度が大きくなります。同じ回転数でも、ジョイントシャフトにはノーマルよりも負担がかかっていますので、グリスアップと点検は頻繁に実施してください。 |