スポーツ走行前は、油温 50〜60℃位までウォーミングアップすると安心です。
油温 80℃を目安にする方がいますが、アイドリングで 80℃に上げるには、20〜30分掛かることも有り、ガソリンを無駄に使い、無用な排気ガスを排出します。メーターで、50〜60℃まで針が上がったら、走行して温度を上げてください。
(ガソリンのムダ使いと、環境汚染を防ぐため、過度なウォーミングアップはお止めください。
フリクションロス、油膜保持の観点から、エンジン性能を出しやすい油温は 100〜110℃です。油温が110℃を超えると、エンジンが壊れるということはありませんが、そのまま使い続けて、さらに油温が上がると、油膜が切れて、エンジンにダメージを与える恐れがありますので、スポーツ走行で油温 110℃以上になる様なときは、一度クールダウンしたり、オイルクーラーの装着など、対策が必要な場合があります。
オイルが 120℃を超える場合は、エンジンにダメージを与える恐れがあります。油温120℃という領域は、油膜保持力が下がり、オイルによっては、オイル成分にダメージが起きる温度です。クルマの使用方法に誤りが有ったり、部品が適切で無かったり、異常が有る場合があります。
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